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Kira-Kira / 81冊目

著者は日系3世で始めて、日系人がNewBery賞を取った作品。
受賞も2005年と新しい作品で、是非読んでみたい作品です。

Kira-kira
Kira-kiraCynthia Kadohata

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語数:44,201 / YL:5.7 / オススメ度:★★★★★


日系人が書いたということで、
日本文化(例えば、おにぎり・正月・題名のKiraKiraも日本語ですね)
が至る所に出てきて、日本人としては親しみもって読めるので
他の同じレベルの難しさの本よりも読みやすいと思います。

1950年代のアメリカでの日系人の暮らしぶりを、
子供視点で振り返り物語を構成しています。

内容の中で学校教育で本を読むとき、”What is the theme of this book?”
といった感じで振り返っていますので、自分もこの本のテーマはなんだろうと考えてみました。

一つは「Community」かな?

幼くして有望だった姉が病気に掛かり、家族それぞれの気持ちの違いや
性格の特徴などが描かれています。家族の繋がりの強さを感じます。
特に移民して生活しているということで、より強固に家族や日本民族の繋がりをもって
生きていかないと社会の中で生きていきません。

当時に比べて、より世界はグローバル化、言い換えるとごちゃ混ぜ化しています。
日本では孤立化が進んでいるといいますが、他の人との関わりをもっと
強化していかないとこの世の中、生きていけないなぁと感じます。

もう一つは「history」でしょうか?

1950年代当時の日系移民の暮らしぶりは、自分としては知らないところでした。
過酷な労働条件や、やはり差別といった内容が
経験者として克明に綴られています。

そんな中でも、夢を持って生きていく。夢は無理だと認識して生きていく。
時代の流れがきっと変えてくれるだろうと信じて生きたりもしています。
今日では、ついに初の黒人大領領が生まれるなど本当に歴史が動いています。

自分が生きる期間は、大きな歴史の流れの中の一部分ですが
必死に生きていくことが幸せなんだなと感じさせてくれる作品です。

読んで損は無いと思います。さすがNewBery賞!☆5つです!

Kira-kira


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