David Copperfieldの名前ぐらいは聞いたことがありました。 アメリカの有名な、手品師?ぐらいの感じでしたが 全然違いましたね(というか、この物語を元に芸名を付けたみたい)。
David Copperfield (Penguin Reading Lab, Level 3)
David Copperfield (Penguin Reading Lab, Level 3)Charles Dickens

Prentice Hall College Div 2000-02-15
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語数:23,000 / YL:3.5 / オススメ度:★★★★☆ 表紙の人は、誰なんだ?ってぐらい表紙と中身があってませんが!? IntroductionのところでCharles Dickensの書いた本について少し説明があります。 その中にオリバーツイストの名が、なるほど同じ作者なんですね。 ということで期待して読み始めました。 結果、なかなか面白い作品でした。 オリバー・ツイストとテイストが似ています。 David Copperfieldの生涯について書いてあるんですが、 人生には貧乏な不幸なときもあれば、成功してお金持ちになるときもある。 かといってお金持ちが幸せかといえばそういうわけでもなく… David Copperfieldを中心として、様々な人物の人生模様が描かれています。 愛と財産と心情とが、交錯して書かれていますね。 私はこういう話は結構好きなのです。 ★5つにならなかった理由としては、ペンギンリーダーズのレベル3の宿命か 話が薄いです。「彼は死んだ、そして彼も死んだ。彼は消えた」 こんな感じじゃ、ちょっと感情移入が出来にくいです。 原作なら、登場人物の書き方や伏線等、もう少し詳しく書かれているでしょう。 でもDavid Copperfieldってどんな話?ってレベルの人には丁度良い具合です。 読みたい人は次の原書に進めばいいと思います。 David Copperfield (Penguin Popular Classics)
David Copperfield (Penguin Popular Classics)  ▲ちなみに原書は720ページだ!! あらすじは端折りながらも生涯全てについて書かれているので 登場人物を覚えるもの大変です。すぐに誰かがsentされてきますがw 結構、でてくる登場人物全員に鍵があるので、間違えないように読みましょうw ちなみこの本、映画もありますね。 デビッド・コパーフィールド〈トールケース〉 [DVD]
デビッド・コパーフィールド〈トールケース〉 [DVD]  ▲さすが、イギリスもの。あのハリポタのダニエル・ラドクリフのデビュー作です。 この映画も、好評のようですね。 せっかく名作の内容を知ったので、こちらも是非鑑賞してみようと思います。 David Copperfield (Penguin Reading Lab, Level 3)  ▲オリバーツイストが好きな人はきっと気に入ります。