1993年のコールデコット受賞作品です。 1992年度ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞にも選ばれています。 どちらかというとイラストが評価されている絵本といえますね。
Mirette on the High Wire
Mirette on the High WireEmily Arnold McCully

Putnam Juvenile 1997-04-14
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語数:1,164 / YL:3.2 / オススメ度:★★★☆☆ 美しい絵のタッチの中で、往年の名パフォーマーと それを見て感動した少女が、自分も輝きたいと思い行動するストーリーです。 ベリーニという「過去の綱渡りの名人」が、芸人を泊めていた宿に ひょっこり泊まることになり、その宿の娘の少女ミレットが 偶然ベリーニの綱渡りをしているところを見て 「自分もやりたい」という強い願望を持ちます。 ただ、ベリーニは達人だからこそ知っている「綱渡り」の恐ろしさを 自分の経験からミレットに教え、生易しいものではないことを教えます。 それでも「綱渡りをやりたい」、一心で頑張るミレット… 果たして、その後どうなるのか? って感じですね。 短い絵本ですので、伏線や表現の使い方は言葉足らずなところもありますが 十分伝わってくる内容です。 学校とかに良く置かれている本のようですので、教育に良さそうな本ですね。 Mirette on the High Wire  ▲綱渡りの緊張感はやはり物語になりますね!