Life of Pi: A Novel
公開日 : / 更新日 :
Yann Martel
Mariner Books (2003-05)
売り上げランキング:5126位
語数:101,027語 / YL:8.5 / オススメ度:
(2.0)
残念ながら読みきれませんでした。
50ページぐらい(約6分の1)で疲れて諦めました。
最後まで読むととても凄い本のようです。
時間を空けてからもう一度挑戦したいと思います。
スパイダーマンで映画化する模様。
—————その後、最後まで読みきったのでレビューします———————–
結論的には私には合いませんでした。
1章では主人公が動物園の園長の息子なので、動物園での動物の模様。
2章でいきなり船が転覆して、動物たちとライフボートにともに残ったときのサバイバル。
3章では、その体験をインタビュー形式でまとめています。
私に馴染まなかったのは、内容が細かく書かれていてリアリティは感じるのですが、
それがしつこい感じがして、ファンタジー感(要らないのでしょうが)がなく疲れてしまいました。
特に漂流場面では、あまりにも描写が細かく長かったので飽きてしまいました。
読みながらこれが実話だったらそこそこ興味深いとは感じたのですが、
一応、有名な実話を基にした小説のようです。それを聞くと合点がいきます。
よりリアリティを持たせた書き方のほうが引き込まれるでしょう。
宗教の話とか、後のほうで読者によって違った見方ができたり、
いろいろな物が複雑に絡まっていますので、しっかり何回か読めば理解できる部分も多そうです。
そういう意味で多読のつもりで、英語がまだそんなに得意でない段階で読むのはお勧めしにくいですね。
内容も基本的に深くダークです。それを承知で手にとって見るといいと思います。
Life of Pi: A Novel