昨今の多読ブームを可能にしたのは、 ネットショップの台頭のお陰と言っても過言ではありません。 それくらい、遠い距離にあった素晴らしい洋書たちを ネットブックショップは身近なものにしてくれました。 現在でも洋書に関しては、少し大型の本屋に行かないと取り扱いがないですし 大型の本屋にしても、本屋のコーナーの一角程度の在庫しか見当たりません。 紀伊国屋の本店に行くぐらいしないと、満足な在庫の中から探すことはできないでしょう。 ネットショップの特徴は、なんと言ってもネットにさえ繋がっていれば 手軽に膨大な情報の中から洋書を探せて、 しかも街の本屋よりも安く買えるということですね。 ここでは、その素晴らしきネットショップに関して紹介したいと思います。 (ネットショップのサービスは次々と様変わりします。最新の情報に更新するよう 心がけますが、一般的な感想としてご覧ください) なんといっても大御所はAmazonです。 今でこそAmazonでは家電やおもちゃなども取り扱っていますが もともと前身はインターネットブックストアで、1994年に開業しています。 2000年にamazon.co.jpもオープンし、日本での洋書購入をぐっと近づけてくれました。 Amazonの特徴 ・日本の洋書取り扱い数、No.1 ⇒私が洋書を探すときに感じるのは、やはりamazonの在庫数の豊富さです。  amazonで見つからない商品は、大抵他のショップでも見つかりません。  逆に他のショップで見つからない(検索に引っかからない)ものも  amazonでは見つかったりします。 ・検索操作性がいい(インターフェースの充実) ⇒他のネットショップに比べて、買いたい本のお気に入り登録や  リスト化などの操作性が便利です。   ・読者によるレビュー数の充実 ⇒洋書を買うとき、気になるのがやはり他の方のレビュー。  古くからあるため、レビューがたくさんついている商品が多く、  また今後もさらに増えていくことでしょう。   ・1500円以上で送料無料 ⇒ネットショップのネックは送料ですよね。  2~3冊程度買えば無料になるという、良心的な設定だと思います。 ・在庫管理もしっかりしています ⇒在庫のあるないが常に更新されているため、ネットで物を買うときにある  注文したら届くまでに、想像以上に時間が掛かったという心配が少ないです。 いくつか特徴をあげましたが、総評すると自分としてはまずAmazonを 抑えておけば「間違いない!」と思います。 かといって、私たち消費者目線で見るとやはり競合店との厳しい選択も 必要になるでしょう。 その競合店に関しても紹介いたします(Amazonとの比較目線です)。 紀伊國屋書店 BookWeb ⇒街中本屋の雄がネットショップに殴りこみ、元々街中で買っていた顧客層を  かなり取られたと思います。amazonでの販売量をどれだけ奪いかえせるかですね? それでは特徴です。 ・amazonより安いときあり ⇒なんといっても価格がamazonより安い場合があるということです。 洋書の価格体系は(外貨×実勢レート×(0.9~1.3))となっており 為替レートの取り方が紀伊国屋では注文日の前週のTTS平均と毎週更新です。 amazonも為替レートは毎週見直しているようですが、 紀伊国屋の表示価格が安いことが多いです。 特に小額なペーパーバックにおいて、amazonでは経費手数料が多めに掛かっています。 ・5000円以上の注文で、送料無料。その後の1ヶ月は無料期間 ⇒通常ですと送料は380円になります。amazonよりも無料になる設定が高い 5000円です。しかしながら、その後の1ヶ月はいくらの注文でも送料無料となります。 大量購入しないと損をする構造でうまくやっているなと思います。 逆にたくさん買う予定があれば、または読みたい本をどんどん決めておいて 一気に買ってしまえばいいと思います。 ・素早い配送は期待できない ⇒紀伊国屋では注文後に海外販社に発注をかけます。 よって早くても注文後2週間程度で届くといった感じです。 今すぐに読みたいという場合は止めといたほうがいいです。 また、在庫があると言っておきならが一緒に注文した商品がバラバラに 送られてきたりします。下手すると1ヶ月程度たって届くこと(しかもいきなり!)も あるので待てない人は注意が必要です。 ただし宅配はクロネコですので、配達日指定が来る直前に携帯で出来たりと 便利な一面もあります。(amazonはペリカン便) ・インターフェースは弱い(amazonに比べて) ⇒お気に入り登録の仕方や、ショッピングカートへ商品に入れたりする作業など  1冊1冊ごとにしないといけなかったり面倒です。  検索結果でも良く買われている本順に、表示されなかったりamazonより自分は  面倒に感じます。技術者のレベルアップが望まれます。 自分は大量購入する予定(もしくは無理やり大量にする)場合、 特に安いペーパーバック商品では、 amazonより安く手に入りますので利用しています。 ・楽天ブックス ⇒なんといっても特徴は『楽天ブランド』  楽天ポイントが使えるので、他の商品を楽天で買ったポイントを利用して  お得に買い物が出来ます。 それでは特徴です。 ・楽天ポイントが使える(貯まる) ⇒楽天といえば、さまざまなサービス、ショッピングとポイントを対応させ 1大ネットショッピングモールを形成していることに尽きます。 サービスをうまく利用することで、お得な買い物になることがあります。 ・1575円以上の注文で送料無料 ⇒amazonより謎税分高いです。ちなみに通常だとクロネコで300円です。 ・価格設定は高い気がする ⇒チェックしてみてもあまりamazonよりやすくなってる気がしません。 以上の理由から自分は、洋書購入ではあまり利用していません。 楽天自体は利用するので、後は価格が安くなればポイントサービスとの合わせ技などで 十分利用価値のあるショップになると思います。今後に期待しています。 番外編 雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp ⇒洋書ではないのですが洋雑誌を定期購入する場合はオススメです。  定期購入という縛りがありますが、40%以上の割引等ざらにあります。 英語学習者に人気の週刊STも12%OFFしていたりと 通常に購読するなら、こちらで申し込んだほうが絶対お得です! 今見たらTIMEは66%OFF!!! 基本的にはAmazonで購入、 大量購入で配送の遅延を気にしないなら紀伊國屋書店がいいかと思います!