BFCシリーズの4作目です。 人の寄り付かないスラム街にパイショップを開いたエド。 この小さな店を巡って思わぬ騒ぎが起こり……。
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ (BFC BOOKS)
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ (BFC BOOKS)向山 貴彦

幻冬舎 2003-10-23
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語数:8,316 / YL:2.0 / オススメ度:★★★★★ 物語のほう、読み終えました。 早かった、面白いのですぐ読んじゃいますね。 このビックファットシリーズ、内容は意外とスリリングな内容です。 読み手を引き込ませる内容がうまいなぁと思います。 主人公をまず、人生から突き落とすような位置に持っていき それでも心は強いものを持っていたり、 廃墟の人たちが周りを支えてる部分とか、 敵の存在…楽しく読める要素たっぷりです。 またフォレストガンプのような、比喩的描写の仕方もいいですね。 フォレストガンプでは「人生はチョコレートの箱」でしたが このシリーズでは「ブルーベリーパイ」や「マスタードパイ」と 人生を例えてます。うーむ、心に残ります。 BFCシリーズは物語の後の内容も優秀です。 4作目は人物による言葉使いや動作の書き方の違いについて書かれています。 こうやって物語の人物の特徴を出すんだ!となるほどと思います。 BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ (BFC BOOKS)