タドキストへの道vol.14 -ミステリは多読に最適ジャンル?-
「ミステリで始める多読」といった書籍が出るほど
ミステリは多読に良さそうなジャンルとして取り上げられています。
果たして、本当にミステリは多読に適したジャンルなのでしょうか?
本のジャンルで区切りますと、実に様々なジャンルがあります。
「ミステリ」「アクション」「ファンタジー」「自己啓発」
「文学系」「SF」「コメディ」「雑学」「ホラー」「官能」・・・
「ミステリ」が多読にいいと言われる理由として
・謎があるので先が知りたくなり読書が続く
・読んだ後のスッキリさで読了感が良い
などがよく言われています。
自分もアガサクリスティのミステリを読んだ時(And Then There Were None)
謎が溢れていて、先を読みたい気分になりましたし
最後まで読んだときのトリックに気持ちよさを感じました。
ミステリは箸がすすむ内容であると思いますが
多読初期のころは、和書を読むときの好きなジャンルを参考にして
洋書を探したほうがいいと思います。
まだ洋書読みはじめの段階で、語彙力が追いつかない本を読み
読み飛ばして洋書を読んだいる時に、ミステリは読みにくいことがあります。
「謎自体がわからない…」
ミステリには致命的です。
難易度の高いミステリの本は逆に苦しむことになるかも
知れませんので注意してください。
タグ : tadokist