ロアルド・ダール(Roald Dahl)のバイオグラフィー
1916年9月13日 – 1990年11月23日
イギリス・南ウェールズ・カーディフ出身の作家・脚本家である。
ノルウェー人の両親のもとに生まれ、第二次世界大戦時にはパイロットとして活躍、その時に脊髄を損傷する怪我にあったが、なんとか生還。
その後は、アフリカでの不思議な話やパイロットの経験から作家として、
物語を書くようになる「奇才」と呼ばれるように狂気的な作品を書くのが得意。
また007など映画の脚本つくりにも参加している。
子供に人気の児童作品も多く出しており、その作品はタドキストにも大人気。
宮崎駿もダールのファンであり、「紅の豚」などには彼の作品の話が生きている。
ロアルド・ダール(Roald Dahl)の代表作品
日本人に最も有名なのは、ジョニーデップ主演で映画化された
「チャーリーとチョコレート工場」だろう。
Charlie and the Chocolate Factory
ダールの作品は好き嫌いが分かれるだろう。
私はいまいち馴染めないと思いつつ、結構ダール作品というだけで読んでしまう。
やはり味があるということなのか?
ロアルド・ダール(Roald Dahl)の作品一覧(YL/語数付き)
▲人気の高い、オススメの7冊、全て児童作品です。
発表年 | 題名 | 語数 | YL |
Children’s stories |
1943 | TheGremlins | — | — |
1961 | Jamesand the Giant Peach | 27,552 | 5.5 |
1964 | Charlieand the Chocolate Factory | 29,743 | 4.5 |
1966 | TheMagic Finger | 3,748 | 2.9 |
1970 | FantasticMr. Fox | 9,145 | 3.8 |
1972 | Charlieand the Great Glass Elevator | 30,753 | 5.4 |
1975 | Dannythe Champion of the World | 39,514 | 5.5 |
1978 | TheEnormous Crocodile | 2,859 | 2.5 |
1980 | TheTwits | 8,107 | 3.9 |
1981 | George’sMarvelous Medicine | 11,610 | 4.0 |
1982 | TheBFG | 36,928 | 6.4 |
1983 | TheWitches | 36,547 | 6.5 |
1985 | TheGiraffe and the Pelly and Me | 6,823 | 3.5 |
1988 | Matilda | 39,785 | 6.5 |
1990 | EsioTrot | 4,225 | 3.5 |
1991 | TheVicar of Nibbleswicke | 1,630 | 4.5 |
1991 | TheMinpins | 6,819 | 4.5 |
Children’s poetry |
1982 | RoaldDahl’s Revolting Rhymes | 4,100 | 4.0 |
1984 | DirtyBeasts | 3,690 | 3.5 |
1989 | RhymeStew | — | — |
Short story collections 短編集は軽く読めてオススメですが、中身が被るものもあるので注意してください。 |
1946 | ★Overto You: Ten Stories of Flyers and Flying | 54,889 | 6.5 |
1953 | ★SomeoneLike You | 104,000 | 9.0 |
1953 | Lambto the Slaughter and Other Stories (Penguin 60s) | | |
1960 | ★KissKiss | 72,000 | 7.5 |
1969 | TwentyNine Kisses from Roald Dahl | | |
1974 | ★SwitchBitch | 47,775 | 9.5 |
1977 | TheWonderful Story of Henry Sugar | 63,015 | 6.5 |
1978 | TheBest of Roald Dahl | | |
1979 | Talesof the Unexpected (Vintage) | 153,200 | 6.5 |
1980 | MoreTales of the Unexpected | | |
1983 | RoaldDahl’s Book of Ghost Stories | 95,000 | 7.5 |
1986 | RoaldDahl Omnibus | | |
1986 | TwoFables | | |
1991 | CollectedShort Stories of Roald Dahl | | |
1997 | TheRoald Dahl Treasury | | |
2000 | TenShort Stories (Penguin Student Editions) | | |
2006 | RoaldDahl Collected Stories | | |
| UmbrellaMan | 76,000 | 8.8 |
Non-fiction |
1984 | Boy:Tales of Childhood | 35,649 | 5.0 |
1986 | Boy:AND Going Solo | 94,261 | 5.5 |
多読初心者にとって見れば、語数もレベルもそれなりに高いと思います。
「チャーリーとチョコレート工場」がやはりダール入門として、
ある程度まとまった本を読みたいときに選択肢に上がりますね。
ショートストーリーは基本的に大人向けなので、
多読に大分慣れてきてから挑戦するのが良さそうです。
子供向けでYLが高めなのは、ダール独特の雰囲気(読みにくさ)にあると思います。
ダール作品に慣れれば、少しは読みやすくなると思います。
というかまともに読んでたら、結構ダールは大変です。
普通に「悪い大人が吹っ飛んで行ったりしまうからね(笑)」
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