E.L. Konigsburgの作品。
作者の他の有名作品と言えばニューベリー賞を取った「From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler 」など。
子供が主人公で結構、不思議な感じで考えさせる部分が人気のある作者でもある。
で、この本を読んだのがAmazonのレビューで日本語訳版「エリコの丘から」が散々な
批判を受けていて、どちらかというとその日本語版も読んでみたいと思う程度酷いレビューが多い。
まずは定評のある作者の原書を読んでみたいと思ったところ。
しかしながらKonigsburgの作品は結構難しいです。
まず”Clone”をどうやって読み解いていいのか?最初から感じると思います。訳は難しいでしょうね。
最初の方は不思議な感じで意味不明的なことが多く読むのがきついかもしれませんが、
最後まで行くとなかなか素晴らしい本多ということに気づかされます。
最後に読者に伝えたいことのひとつが自分で理解できただけでも読んで収穫があったという本です。
本としての評価は高そうですが、多読としては薦めにくい気もしたので評価は★3つとしました。
Up From Jericho Tel