No. | タイトル | YL | 語数 |
1 | Big Fat Cat and The Mustard Pie | 2.5 | 1,700 |
2 | Big Fat Cat GOES TO TOWN | 3.0 | 4,000 |
3 | Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE | 2.0 | 3,927 |
4 | BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP | 2.0 | 8,316 |
5 | Big Fat Cat vs. MR.JONES | 2.5 | 4,500 |
6 | ビッグ・ファット・キャットとフォーチュン・クッキー | 2.5 | 7,000 |
7 | BIG FAT CAT と雪の夜 | 2.5 | 9,200 |
BIG FAT CAT シリーズ
まさにこれから洋書を読んでみようかなと思っている方に、
でもいきなり洋書を読むのは不安だという方、是非このシリーズを
手にとって欲しいと思ってます。
BIG FAT CATシリーズは、一番最初に出版された解説書
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
を出したその後に、読み物+解説書としてシリーズ7冊出版してます。
以下の順番で計7冊です。
全部で38,643語、難易度もYL2程度です。ルビがあるので単語は怖くない。
最初に出された解説書ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
に関してはベストセラーにもなりましたので、持っている方も多いと思います。
世界一簡単なんて見出しがついているので、興味をそそられて買った方も多いでしょう。
私もその口なんですが、中を見てみると独自の視点での「文の構造」解説があったりして
戸惑った方もいるのではないでしょうか?
英語を苦手にしないで欲しい、英語を英語として捕らえて、難しい文法用語(しかも日本語)
を入れないことによって、簡単に英語を学習できるのではないかという発想のようです。
この理念も素晴らしいものだと思うのですが、
とっつきにくい方にはやはりとっつきにくいでしょう。
でもこの本の素晴らしいところは、英語を是非好きになって欲しいって
思いが随所に散りばめてあるところです。
特に洋書に関しては、短いショートストーリーが書いてあって
それがスリリングでなかなか面白い。
洋書を読むことって楽しいなと、感じさせてくれるものでした。
このショートストーリーが面白かったので、続編(ショートストーリーとは別)の物語に
興味を持って、自分は全部買い揃えて読む決意を決めました。
それぞれの感想はレビューしていますが、
全体を通して表紙に似合わずスリリングな内容です。
誰にとっても、物語に引き込まれてしまういい内容だと思います。
夢のある話でもあり、現実を知らしめる部分も、展開もいい感じで
物語が進んでいきます。少なくとも私はかなりハマッテ読んでいます。
また物語の後に解説部があり、洋書読み始め向けの人に非常に優秀な内容です。
これが私がバイブル的な本として、最初に購入して読んでみることを薦めている理由です。
1冊ごとにどういったことが書いてあるかというと
Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS)
ここには過去の時制の持つイメージについて、写真のカラー、セピアなどの
イメージと結びつけて説明しています。
過去形と過去完了形(説明では一切文法用語使いません)って意識しなくても
文章を読めるけど、違いが分かればもっと文章に深みが出るといった感じです。
Big Fat Cat GOES TO TOWN
1冊目の解説は、実はまだ3色辞典として一文ずつの文法解説が占めています。
しかし「おまけ」では時制に関して写真のカラーを使って説明して
物語での読み取り方の違いを説明しています。
私は、実をいうと1冊目の解説部分は微妙だと思っています。
Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE (BFC BOOKS)
2冊目の解説部分は、BFCシリーズの文法説明の仕上げです。
BFCの文法解説はこれで理解した人にとっては、さらに理解するための
最終段階といった内容でしょう。でも自分は文法に関してはBFCでは受け入れにくかったので
ここの解説も実はイマイチです。
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP (BFC BOOKS)
3冊目から解説部分の内容がガラッと変わります!
本を読む上での、理解しておいたほうが楽しめるトピックがたくさんあります。
この解説は今後、洋書を読んでいくにとって為になりますのでおすすめ!
Big Fat Cat vs. MR.JONES (BFC BOOKS)
人物による言葉使いや動作の書き方の違いについて書かれています。
物語では登場人物のキャラクターが勝負どころみたいなところもありますが、
キャラを出すために、英単語を使い分けたりするんですよね。
ハリポタとか読んでいるときも、ここで書いてある内容を物凄く意識できました。
ビッグ・ファット・キャットとフォーチュン・クッキー (BFC BOOKS)
「BFCおすすめの洋書ガイド」が載っています。これは本当にオススメ。
自分もここに載っている本から始めて、読んでいったので良い作品にめぐりあえています。
BIG FAT CAT と雪の夜 (BFC BOOKS)
本編とは別の予想外のある「短編」を用意しています。
もう読書に関して何も教えることはない。物語を読んでくれ!といった感じでしょうか?
是非、洋書読みを実施したいと思っている方は、
最初に手にとって読んでみて下さい。
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