デルトラクエストの2冊目を読みました。 1冊目を読んでから間が空いてしまいましたが、 決して面白くなかったからではなくて当時、少し難易度が高いと感じたからです。
The Lake of Tears (Deltora Quest)
The Lake of Tears (Deltora Quest)Emily Rodda

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語数:25,672 / YL:5.5 / オススメ度:★★★★☆ 久しぶりに読むとそこそこ面白いです。 1冊目のレビューの時に微妙と書いていますが、 今回、久しぶりに読んでみると子供向けストーリーながら楽しめました。 この本の単語レベルとか文章の組み立てとかYL5レベルとの事で 他の子供向け物語に比べると、難しいです。 ですので単語で躓いて、読むスピードが遅くなる場合はもう少し訓練してから 読むようにしたほうが楽しめると思います。 しかし、この本単純なトリックとかもたくさんあるのですが それでも章ごとに、一つの謎解きがあるぐらい謎が多いです。 作者は良くここまで考え付くなぁと感心します。 例を挙げますと、単純ですが「 l l l l l l l l l l l 」の11個の棒があって この棒を取り除いたりしないで「9」にしてみろ!とか 「RING AND ENTER」という看板があるけど、どうも看板が欠けていて怪しい… 実はこういう意味だった!みたいな… こういうのが多いので飽きずに読めると思います。 英語の言葉遊びを使ったものがたくさんあって 英語だからこそ楽しめるものですので、どこで気づくか?楽しんでください! nijとdojの駆け引きは自分はレビュー書いてる今まで気づきませんでした… 蛇足ですが、日本でも「デルトラクエスト」はアニメ化されています。 1冊目を読んだ後に、TV放映されているのを知って かなり親しみを感じました。やはり何もないより前知識があったり 他の媒体で知識を持っているほうが、読みやすくなるんですね。 表紙のグロテスクさで一発目の印象がかなり損している気がします。 現地の子供たち(特に男の子)に受けるかもしれませんが 英語の学習として、社会人が読もうとするには抵抗を受けますね。 女の人の方なら、なおさらでしょうね。 このシリーズ、全部買いましたので一気に読みたいと思います。