デルトラクエストシリーズ3冊目を読み終わりました。 いつものとおり謎解きがたくさん出て面白いのですが 今回は1冊の中でもロジックがうまく出来ていました。
City of the Rats (Deltora Quest)
City of the Rats (Deltora Quest)Emily Rodda

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語数:26,242 / YL:5.4 / オススメ度:★★★★☆ 1,2冊目に比べると、この3冊目は全体の通しての謎解きが 面白く最後にいろいろと分かって楽しかったです。 相変わらず謎は言葉のアヤとかが絡んでいたりするのですが (おっと、ヒントを出したら読む人に変な意識を与えてしまいますね) 一緒に旅をする3人のそれぞれの考え方もリアルになっていきます。 特に、途中で物語りに加わるジャスミンは、違った考え方を持っているところが 単なる冒険物じゃなく、心の変化や葛藤も楽しめます。 大人にも楽しめるのは、この辺りが絡んでいるからでしょうね。 YLは5程度になっていますが、単語レベルはもう少し高い気がします。 冒険物で普段使わない単語も多少出てくるからでしょうが わからないものが多少あっても、物語の流れは崩さず読めると思います。 あと、グロテスクな部分の描写の仕方も結構リアルですね。 表紙が「グロテスク」ですが、文章からもリアル感は感じます。 だんだん面白くなってきました!一気に8冊読もうと思ってます! City of the Rats (Deltora Quest)