ダレンシャンの最終巻です!
タイトルが「sons of destiny」なのも、ここまで読んだ方には
なかなか良いタイトルつけたなと感じるのではないでしょうか?
語数 |
47,000 |
YL |
5.5 |
オススメ度 |
★★★★☆ |
終わり方としては、ちゃんと完結してよかったな。という部分と
かなり人気の出た本だったので、最後をどうするかは作者は相当悩んだんだろうな
という部分と、最初から最後までの伏線も(ちょっとつけたような感じも?)
破綻することなく決着をつけてよかったです。
ちなみに最終巻は2部作になっています。
前半は今まで続いていたWar of Scarsに決着がつくスリリングな展開。
後半は物語全てを完結させるようなプロットに富んだ展開です。
最後の方は50ページぐらい一気読みしました。
本当は5つ★付けたいぐらいなんです。
物語全体を通せば文句なしに5つ星で、洋書多読にもオススメできます。
★が一つ付かなかった理由は、かなり物語が壮大になっているんですが、
Mr.Tinyさんのキャラがあまりにも大きすぎるのが残念なところ。
子供向けファンタジーだからありなんですが、大人にも読ませるような
心身の葛藤なども優れていたので、Mr.Tinyが持っている能力で
強引な展開になっているのも否めない感じが残念でした。
でも是非、コンプリートして欲しいシリーズですね!
Cirque Du Freak #12: Sons of Destiny: Book 12 in the Saga of Darren Shan (Cirque Du Freak: the Saga of Darren Shan (Mass Market))
▲ダレンシャン遂に完結、ダークファンタジー分野として絶対読んで欲しい!