有名なムーミンの本です。
この本は2冊目のようで、人物関係等をしっかり掴みたい方は
Comet in Moominland (Puffin Books)
を先に読んだ方がいいみたいです。
でもこの本から読んでも十分読めましたよ。
(と書いたのですが、この本の方が先のようですね)
本当のオリジナルはフィンランドでスウェーデン語のようです。
語数 |
28,517 |
YL |
4.5 |
オススメ度 |
★★★★☆ |
みんながアニメで知っている内容とは違う部分がたくさんあります。
まず、みんな「ムーミンの家」に住んでいましたっけ?
登場人物もある程度同じなのですが、日本語名と違うので注意が必要です。
逆にその辺りは楽しめますね。
日本でムーミンの恋人はフローレンですが、英語では「Snork Meiden」
兄弟のSnorkと被るので最初は??なことが多かったです。
スナフキンのキャラクターも孤独や古いものを愛し、
愛すべきキャラクターは一緒ですが、あんなにムーミンと仲良かった?
内容の方は、やはりムーミンの独特の世界が楽しめました。
「お前それはヤバイだろ?」ということを平然とやってしまったり、
逆に「ムーミンママのハンドバックが見つかった」ことで盛大なパーティをやったり
この独特な感情の流れが楽しいですね。
ムーミン村の独特の雰囲気も感じられるし、登場人物の豊かな特徴が
うまく書かれていて、読んでいてホッコリします。
日本のアニメだけを見ていると恐らくスナフキンが一番好きなキャラクターな方が
多いと思いますが、原作の本を読むと恐らく他のキャラクターの魅力も
沸き立ちます。是非、読んで欲しいと思います。
私は2作目のこの本から読んでしまいましたが、1作目も読もうと思いました!
英語の文体も比較的読みやすいものでした。
「くまのプーさん」や「赤毛のアン」など作者の独特の世界観が楽しめるという点で
共通するものがありますね。文体だけでなく物語の書き方も影響するのでしょうね。
Finn Family Moomintroll (Puffin Books)
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