ロナルド・ダールの作品です。
タイトルも雰囲気が似ていますが、有名な作品チャーリーとチョコレート工場と
似たような作品でした^^
ダール作品の中では結構面白かったです。
語数 |
27,552 |
YL |
5.5 |
オススメ度 |
★★★★☆ |
ダールの作品に関してはこちらにまとめているので見てください。
児童作家の奇才【ロアルド・ダール(Roald Dahl)】
ダールの作品一覧にもあるようにこの作品は初期の作品です。
この作品であのダールらしさというのでしょうか?
大人たちがやっぱり結構きつくかかれていたり、奇想天外な展開だったりが始まりのようです。
そういう意味で、ダールを知らない人はこんな感じだということが知れるし、
よく知っている人もこの本から始まっているんだと感じることが出来る良作です。
内容に関しては、私は結構楽しめたファンタジーでした。
初期のおかげか、それほど大人の描写が厳しくありません(十分きついけど)
あと昆虫たちのキャラクターの書き方は、さすがダールって感じでした。
百足の足の話や、キリギリスでいいのかな?の生態の話を
面白く読めたのは楽しかったです。
知らなかった動物の不思議を知れただけでもこの本を読んだ価値がありました。
この本を読んで気に入れば、どんどんダール作品を読んでいくことが出来ますね。
チャーリーとチョコレート工場が映画になっているんだから、この本も
映画に出来そうだなと思っていたら、やはりすでにありました。
ジャイアント・ピーチ [DVD]
ティム・バートン監督のアニメーション映画になっているようです。
映画はどうか分かりませんが、洋書多読としては推薦できる本ですね。
James and the Giant Peach
私は虫たちのおしゃべりが大好きでした。思わずにやけてしまいます。