Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels) | |
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Anne of Green Gables / 57冊目
名作「赤毛のアン」の原作を読み終えました。
何気に3部作なんですね…
語数:102,888 / YL:7.5 / オススメ度:★★★★☆
丁度今年が、赤毛のアン生誕100周年ということで話題になりましたね。
それにつられて私も読んでみました。安いのでコストパフォーマンスもいいですね。
読んだ感想として、まずこの本なかなか難しいです。
今まで読んだ本よりも、表現の幅(景色の描写等)が広いので知らない単語が
多かったです。文の半分以上が知らない単語というのもありました。
簡単な英語で書かれていると評価されている方もいますが、
自分は少し手ごわいなと思いました。
題名の「gable」も普段聞きなれない単語ですよね。
さすがにgableは何回も出てくるので、何かは分かるようになります。
そういった単語も多いので、少し難しくても是非続けて読んでください。
まず、最初の1ページの文章で自分は面白そうと、ひきつけられました。
それぐらい「Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels)
」
の文章の表現力は面白いです。
最初のほうのAnneはとにかく物凄くしゃべりまくります。
おいおい、見開き全部使ってんのじゃないのか?ってぐらいしゃべる時もあります。
これがまた鬱陶しいですが、それもまた愛嬌なんですよね…
アンを養子として引き受ける、両親の2人に非常に心惹かれました。
母親のMarillaの方はしっかりもので、厳しくアンを育て
父親のMatthewは本当にやさしくて、子育てには慣れていませんがアンの魅力に
惚れ込んだ感じがいいですね。
ちょっと空想気味のアンを育てるのに本当に苦心するのですが
アンが成長するにつれて、今度は成長したアンが違うものに変わってしまう。
自分たちが、いつかは置いてかれてしまうそんな葛藤があります。
自分は赤毛のアンというと子供の頃に「ハウス食品シリーズのアニメ」で
見た程度の知識しかなかったので、(あのイメージだとおてんば娘の学校生活?)
原作内容は、実はかなり違うものなんだなと感じました(アニメの内容あまり覚えていませんが)
主人公が女性なだけに、どちらかというと女性受けしそうな本ですね。
最後の方は、自分はかなりじんわりと来ました。
やはり心温まる名作だと思います。
Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels)
タグ : Anne, famous book