これは、いい作品です!
正直★5つと迷いました。あまり★5つあげると5評価価値が薄くなるので、
★4つにしましたがオススメできます。
やはりメダルの色が金というのは、それだけの価値がありますね!
語数:780 / YL:2.0 / オススメ度:★★★★★
2004年にコールデコット賞を受賞している作品です。
また、WTC(ワールドトレードセンター/ツインタワー)の9.11テロ事件の
後に書かれた作品です。
しかし、そのことに書かれているのは最後の1ページだけでした。
でもそれがまた印象的…
まず、自分がびっくりしたのは、この話が実話だということ。
この話は1974年ということで、自分が生まれる前の話です。
しかし、その年にこんな凄いことをした人がいるとは知りませんでした。
中で出てくるPhilippe Petitさんという方はフランス人の大道芸人で
この他にも、ノートルダム大聖堂、シドニーのハーバー・ブリッジなども
綱渡りで成功しています。(絵本にも一部出てきます)
また、絵本に関しては、折り込んであるページがあって
それを広げてみると、スリルや興奮を味わえてうまく作ってるな~と思います。
絵本としても良い工夫をしているんですよね!
素晴らしい事実を、素晴らしい絵本として作り上げていると思います!
この絵本を読んで、興奮していろいろ調べていると楽しいです。
まず写真を折り込んだ自伝書が出ています。
Man On Wire

きえ~、表紙を見てるだけでぞくぞくするよ~。
そして、このタイトルと同じ映画が2008年1月にアメリカで公開されています。
「Man on Wire」のオフィシャルサイトは
ManOnWire.com
(第81回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞ほか数多くの映画賞を獲得。見たくなります)
そして、日本でも2009年6月13日に公開の予定!(近くでやれば見に行きます!)
絵本を通して、こんな凄い人がいたんだという事実を学べました。
この本は読んでよかったです。お気に入りにする人も多いと思います。
The Man Who Walked Between The Towers (Caldecott Medal Book)
▲レビューを書いていると、やっぱり凄さに★5つに修正しました。